発達くんの日々の記録

ADHD&ASDの息子のこと、などなど。

片付けられない理由

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発達くんは、お片付けが苦手です。(苦手というレベルじゃないかも)
私も片付けは得意ではないですが、その私から見ても・・・なので、どうしたらいいか、日々考えています。

最近よく『ADHDは片付けが苦手だ』という話を耳にします。
多分発達くんもそのせいなのだと思いますが、だからといって片づけをしなくていいいわけではありませんよね。
日々の生活でも困ることが多いし、何より将来ゴミ屋敷の住人になられたら大変です!
そこで片付けに関して、発達くんは何ができていて何ができていないのかを観察して考えてみました。

  • 自主的にではないが、(しつこく)声掛けすれば動く
  • 物の置き場所が決まっていれば、とりあえず放り込むことはできる
  • 物の置き場所を決めるのが苦手(なんでも引き出しに放り込もうとする)
  • 置き場所を考えずにもの増やしてしまう
  • 物が多すぎて、置ききれない(捨てられない性格)

大体こんなところでした。
よくいる『片付けられない人』の傾向ですね。
発達くんの場合、ASDの特性のおかげ(?)か、置き場所がルールとして定着すれば守ることはできているようです。
だとすれば・・・

 物の量を減らす
  ↓ 
 置き場所を決める(増やすときも置き場所を決めてから)
  ↓
 置き場所に片付ける
  ↓
 声掛けをして片付けを習慣づける

よくある『片付けテクニック』じゃないですか!
あれ、これでOKなの? 楽勝じゃん! なんて・・・

もちろん、これでうまくいくなら、片付けが苦手な子にはならないですよね。
片付けに本腰を入れ始めたことで、発達くんの特性が見えてきました。

物が捨てられない

よく遊ぶおもちゃとか、大事に集めているカードが増えちゃって大量にあるとかいうのなら、まだわかるんですよね。
私もオタク属性を持ち合わせているので(笑)、自身に収集癖はないですがコレクターの気持ちは理解できます。
でも発達くんは『可能なら何一つ捨てたくない』というレベルで捨てられないタイプ。
しかもコレクション目的はほとんどなく『捨てたくない』だけなんです。
泣き叫んで「捨てない!!!」と言い張ったものも、きちんと大事に管理しているわけでもなく、放っておけばその辺の床の上でほこりをかぶっている始末。

adhd-asd.hatenablog.jp

リアルでもこの島の状態です。
とにかく、とっておきたい。

そして、その対象は自分のものだけでなく家族のものにも及ぶので、私のものもこっそり捨てないと、見つかってサルベージされてしまいます(笑)
それでも、まだ『何かに使えそうだな』と思ってとっておきたいというのなら理解できなくもないですが、たとえば、お菓子の包み紙、本に挟まっていた補充カードにアンケートハガキ、シールをはがした台紙、はては何の変哲もないレシートまで・・・。
本当に『それ、とっておいてどうするの?』というものまで、捨てられないのです。

気付かれないようにこっそりと捨ててしまうこともできなくはないのですが、それでは部屋は片付いたとしても、発達くんはいつまでたっても片付けができないままになってしまいます。
あまり大量に捨てるとバレるし(笑)

そこで、発達くん本人と解決策を話し合ってみました。
発達くんから出てきたアイデア

「ものがたくさん収納できる、大きなおうちを建てる!」

でした!(笑)
ん~、まぁ、一つの解決策だよね。無限ではないけど。
イメージは森永卓郎さんみたいなのかな・・・? そうか、がんばれよ!

と、否定しないようにしつつ(笑)
そのアイデアを実現するにはどうしたらいいか?を順々に考えていきました。

 大きなおうちを建てる、ために・・・
  ↓
 お金をたくさん稼げるようになる、ために・・・
  ↓
 一生懸命お勉強して稼ぎの良いお仕事に就く
 または得意を極めて手に職つける、ために・・・
  ↓
  ↓
  ↓
 今をがんばる!!!

かなり雑ですが、こんな感じになりました(笑)
そして、発達くんが『大きなおうち』を建ててくれるまでは、今のおうちで何とかしないといけないよね?ということで、ルールをいくつか決めました。
こういうのは素直に受け入れるんですよね、発達くん。

 

今すぐ捨てられないけどほとんど使っていないもの
段ボールに詰めて一旦収納部屋に移す。
 → 多分目の前からなくなれば忘れてしまう
一定期間使わなかったら、その時捨てられるか判断をする
 → もう少し大きくなったら捨てる決断ができるかもという期待

紙系のもの(折り紙・レシート等、いちばんやっかいなヤツ!)
きちんとファイルにしまう。
 → 散らかさないためと、整頓する練習のため
いっぱいになったら、新しいものを入れる時に何かを捨てること。
 →  ポケットファイル1冊に入るだけ

物の置き場所を決める
まずは暫定で決める。 
 → 小学生になると持ち物も変わるので、また改めて決める
新しいものを買うときは、先に置き場所を決める
 → 片付けないなら買えない!

とりあえずのカゴを用意する
置き場所の決まっていないもの、片付ける時間がない時に入れていい。
 → このカゴに入れるだけなら簡単にできるので、片付けできた感がでる(笑)
1週間に1回、カゴを空っぽにすること。
 → 置き場所を決めるのが苦手なので、頻度を減らしまとめてやる。

 

こういうルールができました。
そして、全てをいっぺんに片付けるのは絶対無理!なので、このルールを実践するために、山積みになっていた発達くんのものを一旦収納部屋に移しました。
いきなり捨ててしまうわけではないので、発達くんも渋々了承。
日々は上記のルールを守って散らからないようにして、週1回片付けの日を設けてカゴと収納部屋に移したものを少しずつ片付けるようにしています。

まだまだ片付け途中ですが、カゴのおかげで床に物が散らかることはなくなりましたし、今のところルールを守れています。
おまけで、物が減ったことで注意がそれることが少なくなった気がします。
これもADHDの人にはもしかしたら重要なのかも。

そして、一旦ものをどけてしまったことで、あらためて実感しました。
あたりまえですが、ものが多すぎると絶対片付きません!!!


やっぱり、まずはものを減らすこと、ですね。